ラニエリ:「選手たちはこれまでの流れを変えた」

「ツバメが一羽やって来たから春になったとは言えない。しかし、今夜の勝利は士気を高める貴重なもの」

[リール] 「ツバメが一羽やって来たからって春になったとは言えません。しかし、今夜の勝利は貴重なものです。選手たちはこれまでの流れを変えたい気持ちでいっぱいで努力をしているのです。今夜のような結果は士気を高めてくれます。この感じで続けたいですね」。1-0の勝利で終わったリール戦終了後、クラウディオ・ラニエリ監督は“SkySport”のマイクを前にこう語った。

今夜の試合で復帰を果たしたスナイデルとチアーゴ・モッタについて、ラニエリはこうコメントした。「チアーゴは今日のようなポジションでやるにはのろすぎるという意見があるって?彼は動きがのろいかも知れませんが、頭の回転は速いので、チームメートとも上手く連係出来たと思います。チアーゴはプレーのリズムを適切に仕切っていました。そして、彼の前にはスナイデルのようなカンピオーネがいて、いい動きを見せてくれました」

ディフェンスラインをもっと上げることが必要ではないのか?という質問に、指揮官はこう答えた。「そういう風にしようとしているのです。ただ、今はチームになるべく自然なプレーをさせるのがいいと思っていまして。もちろん、今後もっとプレスをかけられるようになれば、20メートルは上がってプレー出来るようになれることでしょう。あまり下がり気味でやっていると、攻める時は60メートル駆け上がらなくてはいけないわけですからね。確かに、見ていて美しいサッカーは出来ていませんが、今の状態のことを思えば、今夜は偉大な試合をやってのけたと思いますよ。リールは10ヶ月も負けなしだったんですよ。ホームでは絶対に負けないチームですからね。一方、ウチは現在、調子がいいとは言えません。とにかく、この調子で進んで、練習に集中するようにしていきましょう」

広報部


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