[リール] クラウディオ・ラニエリ監督は明日の試合でピッチ復帰を果たす予定のヴェスレイ・スナイデルについて、次のようにコメントした。「ヴェスレイはこのチームにとって非常に重要な存在です。チームメートは、彼が一瞬の閃きで試合の流れを変えることが出来る選手だということを知っていますからね。みんな彼に大きな期待を寄せているわけですが、これはヴェスレイにとって決してプレッシャーにはなっていません。誰もが、愛情を込めて自然と彼を頼っているのです。本人はチームの中心的存在であることを好んでいるし、我々は彼がインテルの勝利に大きく貢献してくれることを信じてますよ」
リール戦のスタメンについては、ラニエリ監督はこう語った。「カンビアッソにセンターバックをやらせるかって?確かに彼はそのポジションもこなせますからね。 ともあれ、明日はキヴをセンターバックに入れて、長友を左サイドバックとして据える予定です」。その他のポジションに関しては、指揮官はぎりぎりに決めるつもりという。
リールには、春にイタリアでも話題を集めていたベルギー人選手、エデン・アザールがプレーしている。しかし、ラニエリは他にも警戒すべき選手がいると指摘した。「リールは流れるようなプレーを繰り広げて、ゴールを狙ったシュートまでスムーズに持っていけるチームです。そんな中で、ゲームメークの軸となっているペドレッティは要注意です。昨シーズン、フランスで得点王に輝いたソウも危険な存在です。あと、ジョー・コールもいますね。彼はまだとても若かった頃、私がチェルシーに入団させた選手ですが、不運の時期を過ごした後、今は絶好調みたいです。とにかく、我々は非常に気を付けて明日の試合に臨まなくてはいけません。向こうの攻撃を出来る限りかき消すようにして、チャンスがあり次第こっちの攻撃を仕掛けるようにするのです」
広報部