ストラマッチョーニがコヴェルチャーノの監督コースで講義

イタリア監督協会のウリヴィエリ会長に招聘された指揮官は若手選手との経験を語った

[ミラノ] (協力:ANSA通信)『ピッポ・インザーギは優秀な監督になる』。昨日、インテルと3年間の契約延長を交わしたアンドレア・ストラマッチョーニ監督の予想である。同氏は30日、2006年W杯チャンピオン数人で賑わうコヴェルチャーノの監督ライセンス取得コースで、特別講義を行った。

インテル下部組織のロベルト・サマデン部長と共に出席したストラマッチョーニは、将来の監督を目指す者を前にして、特に若手選手との自身の経験を語った。「決してレクチャーとかではなかったですよ。私には教えることなんて何もないですからね」。講義終了後、インテル指揮官は"Sky Sport"フィレンツェ支局のアレッサンドロ・アルチャート記者の取材に応じ、こう語った。「(イタリア監督協会の)レンゾ・ウリヴィエリ会長とそのスタッフから私に来てくれと言われたのはとても嬉しいことです。でも、私は特に下部組織での経験について少しだけ話せるぐらいですよ。その後は、セリエAで2分ぐらいやっただけですからね………(笑)。カンナヴァーロやグロッソ、ネスタやガットゥーゾがいて、みんな熱心に話を聞いてくれましたよ。私としては、とても刺激になる体験でした。彼らの中には、すでに監督として考え始めているように思える人もいました。とにかく、非常に集中していましたね。ちょっと意外に聞こえるかも知れませんが、私はピッポ・インザーギに期待を抱きますね」

コヴェルチャーノではアッズーリがユーロに向けて準備を進めており、ストラマッチョーニは合宿中のアントニオ・カッサーノと、監督コース参加中のマルコ・マテラッツィと一緒に記念撮影を撮った。「大きな大会に臨もうとしている我が国の代表チームを見るのは、胸が高まりました。プランデッリ監督は最高の仕事をしていると確信していますよ。私は彼を非常に尊敬しています。イタリアにとって素晴らしいユーロになることが願いです。我々はそれに値していると思います」。2006年に比べてイタリアの状況はどうなのかと聞かれたストラマッチョーニは「分からないですね。ピッチに関する話だけしましょう。私は、イタリアがユーロで偉大なパフォーマンスを見せることを信じています」と述べた。「監督ははっきりとした考えを持っていて、選手たちはやる気満々だしね。(コヴェルチャーノのテクニカルセンターの)廊下で、選手何人かとすれ違いましたよ。フォルツァ・アッズーリ!」

広報部


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