[ミラノ] 「私はモンゴル国の大統領である他、大のインテルファンなのです。時差の問題で、我が国でインテルの試合が観れるのは夜中ですが、私はわざわざ起きて観るのです。昨夜のリールとの対決はいい試合でした。我がインテルが勝てて嬉しいです。モンゴルでは年齢を問わず、大勢の人がインテルを応援しています。現在、サッカースタジアムが建設中で、サッカースクールも作っているところです。今後、インテルとも協力していきたいと思います」
それは招待でしょうか?
「はい、大統領の私からインテルとその選手、そしてモンゴルにいらっしゃりたい方全員への招待です。我が国の若者もここに来て、素晴らしいスポーツであるサッカーを学ぶことが出来るようになればと思っております」
大統領とモンゴル国にとって、今回のイタリア訪問はどのような意義を持つのでしょうか?
「イタリアとモンゴルは、そのルーツにローマ帝国とモンゴル帝国という史上最大の帝国があるという共通点を持っているのです。我々は先祖が築いた歴史を誇りに思っています。チンギス・ハンは世界中で知られている人物です。モンゴルとイタリアは、地球の強者であると言えます。今、この2つの国がこれまで以上に関係を持つようになり、新たな可能性が開こうとしています。遠く離れた国を近づけるに当たって、スポーツは大きな役目を果たすのです」
その意味では、サッカーは離れた国の同世代を結ぶパイプになるのでしょうか?
「我が国は、人より馬が多いのです。馬が600万頭、人間が300万人といった具合です。モンゴルの馬は、世界で一番有名な馬です。私は、将来モンゴルはサッカーでも有名になれることを願っているのです。インテルに対する情熱は大きいし、いい発展になることが願いです」
広報部