[リール] チアーゴ・モッタは代表戦でのケガで長らく戦線離脱していたが、リール戦でピッチに復帰して勝利に貢献した後、“Mediaset Premium”のマイクに向かった。「良いサッカーをするチーム相手にすごく重要な勝利を手にすることが出来たと思う。前半は相手DFの堅い守りとスピードのある攻撃に苦戦を強いられたが、後半は、上手くゲームをコントロール出来た」と語った。イタリアとブラジルの二重国籍を持つミッドフィールダー、モッタはさらにこう続けた。「俺たちはチームなんだよ。強い精神力と強い欲求を持ってプレーすれば俺たちは強いのさ。いずれにしても、チームに戻れて嬉しいよ。1人でトレーニングをするのはキツイからね」
「セリエAのことも忘れてはいけない。決していい状況じゃないからね。しかし、今日のようなサッカーをやっていけば、セリエAでも勝てるようになるはずさ。この時期にインテル内部で何が起こっているのか外から見て理解するのは無理だろうよ。ただ、ラニエリの練習方法と哲学を持ってすれば、セリエAでも順位を上げていくはずさ。3冠を手にした後にチームは終わったのかって?あの時のチャンピオンズリーグのグループステージのことを君たちは忘れているんじゃないか?あの時、キエフでインテルはグループステージ敗退寸前のところまで行っていたんだよ。だが、最後はチャンピオンズを制したじゃないか。サッカーとはそういうものさ。何が起こるのがわからないのがサッカーなのさ。だから、やがてインテルがスクデット争いに加わるようになることだってありえるし、そうなることを願っているよ。いずれにせよ、スクデットを諦めるのは早すぎる。序盤戦で勝てなかったが、最後にスクデットを手にしたチームはたくさんあるはずだ。だから、まずは、次のキエーヴォ戦で勝利を手にすることを考える。確かに現状ではインテルの上にたくさんのチームがいる。だが、ネガティブな時期というのは、どのチームにも訪れるものさ。インテルが上がって、今上位にいるチームが下がってくることだってありえるんだ」