トロンケッティ・プロヴェーラ:「自信を取り戻すことが必要」

「ラニエリは優秀な監督。スクデットを諦めるかって?まだ数十の試合があるから決めつけるのは早い」

[ミラノ] 「インテルの試合は前半で終わればいいんですよね………」。“Pirelli”会長でFCインテルナツィオナーレ役員のマルコ・トロンケッティ・プロヴェーラは、まずジョークを飛ばしてイタリア国営放送局“RAI”のサッカー番組のインタビューに応じた。

「自信を取り戻して、集中力を高める必要があるのだと思いますね。ナポリ戦も、カターニア戦も前半はよかったわけですし。スクデッットを諦めたかって?まだ数十の試合がありますから、決めつけるのは早いですね」

「ミランが調子を上げて来たって?ウチとしては、モティベーションが高まりますね。2006年のスクデットをユヴェントスに返却すべきかって?いいや。すべてのスポーツ競技で、1位が失格になった場合は、2位の者が優勝するわけですからね」

低迷しているインテルの本格的な再建を目指し、ファンにジョゼ・モウリーニョを忘れさせるには、監督にペップ・グアルディオラを雇うしかないのか?と聞かれたトレンケッティ・プロヴェーラは、次のように答えた。「ウチにはラニエリがいるじゃないですか。優秀な監督がいるわけですから、彼で続けていきたいと思いますね」

トロンケッティ・プロヴェーラがもしインテルの会長だったら、まず獲得する選手は?という質問には、同氏はこう答えた。「これまで何度も明言したことがありますが、最も欲しい選手はリオネル・メッシです。しかし、バルセローナは手放すつもりはないでしょうし、彼もあそこの居心地がいいみたいなので、叶うことが出来ない夢でしょうね」

広報部


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